今日も雨だったので近くの国スポ会場滋賀ダイハツアリーナでバスケットボールの競
技があるので行ってみようかと車を走らせたもののすでに満車。朝一ならともかく中
途半端な時間だったのでそりゃ満車になるはず。

先日「京の夏の旅」で特別公開されていた先斗町歌舞練場へ。夏の旅だがもう初秋が
感じられる頃。猛暑で京都へは行く気力は無かったので最終日の今になった。ただ涼
しくなったとはいえ滋賀に比べると京都は日中やはり少し暑い。



先斗町歌舞練場は京都五花街のひとつ。明治五年創業以来150年以上続く芸舞妓に
よる「鴨川をどり」が行われている。



劇場建築の名手といわれた木村得三郎氏の設計で昭和2年に完成。特別公開では鉄筋
コンクリート4階建ての内部としては舞台や客席、天井の漆喰装飾や玄関ホール、楽屋
などが見学出来る。しかしこの日楽屋は芸舞妓さんがお稽古で使用中だったため今回
の見学はNGだった。その代わり初秋に相応しく清々しい鼓の音が響いていた。




外のテラスに出ると納涼床がまだ組まれていた。納涼床が組まれてる期間も長くなっ
てきている。昔は8月末までだったような気がしたが今は9月末まで。今年は少し長め
なのかしら。

見学には予約はいらないが、ある程度人数が集まれば説明される方と一緒に見学。こ
の日は公開最終日だったが結構な人数(1グループ20数名)だった。あと映画「国宝」の
ロケ地として一部使用されていたため見学者も多かったようだ。(私はまだ映画を観て
いない...)



入口奥には「鴨川をどり」で着用された白と鶯色の綸子の着物が展示されていた。
舞妓の着物は幼さを強調するための名残りとして肩上げや袖上げがされている。





続きます。