日差しが出ると、一気に暑い。昨日は肌寒くて1枚羽織っていたのに、今日は
また七分袖のTシャツ。まるでイソップ物語北風と太陽の旅人だ。
さて、昨日の旧和中散本舗の続き。

和中散本舗はその隣に座敷を増築してそこを梅の木小休み本陣とした。そもそも草津
と石部の中間にあたるため、ここ(栗東市)で天皇、公家、大名たちが少憩される習わ
しとなったため少休み本陣となったとのこと。松竹梅?の欄間彫刻がすごい。

こちらは式台から門を見たところ。


屋敷には玄関広間、次の間、上段の間があり襖や屏風が並ぶ。

上段の間の襖絵は曾我蕭白の筆とのことだが、現在は栗東歴史民俗博物館に保管され
ている。曾我蕭白はここで1ヶ月ばかりも宿泊していたということで、その宿泊代の
代わりに襖絵を描いたとのこと。

庭園は江戸初期につくられたもので平成13年に国指定となる。


5月の中旬だったが、まだ武者人形が飾られていた。

明治となってその一年、明治天皇が江戸への途上ここで少憩。上段の間が玉座となり
今も秘蔵されている藺(い)草履を召して前庭の築山にのぼられたという。

棚の戸袋には何気に曾我蕭白の描いた絵?


書院窓からは杜若?が。今年は1週間ほど前に一気に咲きそろったとのこと。さつき
の花も咲き出していて春の特別公開は庭が華やかに彩られる(5/16,5/17,5/22~5/24)

屋敷内では栗東市オリジナル珈琲「たてば珈琲」が販売されていた。栗東市を通
る東海道や中山道にはかつて休憩所として存在していた「立場(たてば)」。

この「たてば珈琲」は旅の疲れを癒す場「立場」をイメージして栗東市観光協会が
開発されたオリジナルブレンド珈琲。

苦味は少なくあっさりとした口当たりで飲みやすい珈琲だった。
