世界報道写真展が3年ぶりの日本開催とのことで京都市烏丸丸太町にある京都新聞へ。
2024年11月30日から開催されていたものの12月29日までなのでギリギリに..。

あと京都新聞ビル地下一階印刷工場跡というのも行ってみたかったので。






写真撮影はいいとのことで展示されている32点のうち何枚かをピックアップ。
一番最初に目に飛び込んできた1枚。(以下展示説明文、京都新聞記事一部抜粋)
2023年トルコとシリアでマグニチュード7.8の地震が発生し55,000人以上が死亡し
330万人が家を失った。多くの死者が出た要因には手抜き工事や違法建築、多くの人
が寝ていた早朝の発生があげられる。
瓦礫の下に埋もれた娘を助けることが出来ない状況で、娘を置いていくことを拒んだ
父親の悲痛な姿。(父親が瓦礫の下で亡くなった娘の手を握っている)

保護区域内で木々の間を飛ぶオオカバマダラ。カナダ、アメリカ、メキシコの人々が
協力し、絶滅したオオカバマダラを増やそうと努力している。この美しさは環境保全
に対する解決志向の視点を提供している。無数に羽ばたく蝶が人々の努力と希望を感
じた。

ピーストと呼ばれる貨物列車の上を歩く移民。密入国あっせん業者に支払う資金がな
い移民や亡命希望者はアメリカ国境に行くために貨物列車を利用しそのためこれまで
に何百人も線路に落ち命を落としたり重傷を負ったりしている。

2023年アマゾンは最も深刻な干ばつに見舞われた。よって先住民や農村地域、川沿い
のコミュニティに大きな影響を与え、通常ポルト・プライアは陸路で辿り着くことが
出来ず、川からしかアクセスできないが、この干ばつの影響で住民は干上がった川を
何キロも歩いて帰る事を余儀なくされた。地球規模の環境危機とアマゾンの干ばつの
深刻さをこの1枚が捉えている。

そして今年の写真に選ばれた「めいの遺体を抱きしめるパレスチナ人女性」

イスラエルとハマスの戦争が始まった当初、イスラエルは安全のためだとしてガサ
市民に南部への非難を指示した。しかし10月中旬以降イスラエルの空爆はガサ南部の
ハーンユーニスに集中した。殺された多くの人々はガサ市から数日前に避難してきた
家族だった。2023年末までのガサでの犠牲者のうち3分の2以上がパレスチナの女性と
子どもだったと報告されている。


イナス・アブ・マアマル(36)がイスラエルのミサイルによって自宅を攻撃され、他の4
人の家族とともに殺された5歳のめいサリーの遺体を抱いている。

女性の顔も見えていないがこれだけで胸が締め付けられるほど深い悲しみが伝わり涙
が出てしまった。戦争は「悲しみ」しかうまれない。
世界報道写真展(入場無料)は今世界で起こっている現状を改めて目の当たりにする貴
重な機会.。12月29日までですが(あと1週間しかないか..)機会があればぜひ。